「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　出会い系サイト事件、被害者の８４％は１８歳未満という記事を読みました。

　普段、あまりこういった記事には触れないのですが、ちょっと書いてみようと思いました。

　この記事によると、2002年より被害件数は減っているものの、18歳未満の比率は変わらないとか。更に目にとまるのは、18歳未満の被害者の99％が女性だということです。

　未成年ではないのかも知れませんが、色々なSNSの中でも、好んで男性を挑発するような写真や日記を掲載している女性がいます。理由は分かりません。出会い系サイトへの勧誘なのか、単に興味があるのか、はたまた他に目的があるのか。

　ある携帯SNSでは、中学生、高校生（あくまで自称ですが）の女性加入者が多く、いわゆるスケベオヤジが喜びそうな投稿が多いです。（直メールも、飛び交っているようです）

　彼女たちは、どうしてこういった行動に出るのでしょうか。

　　　　　　　出会い系サイト規制法では、児童との性行為に関する書き込みを禁じる一方
　　　　　　　で、サイト運営者らに、１８歳未満の利用禁止の明示や年齢確認を義務付け
　　　　　　　ているが、「本人申告で実効性が低い」という指摘もある。

　書き込みを禁じることも必要ですし、年齢確認を義務づけることも大切なのでしょうが、抜本的な解決にはなっていません。

　全然違う話ですが、最近よく「挨拶」の出来ない社会人がいます。僕は、彼らを叱る前に、「親が悪い」と言います。一概には言えませんが、その人の素性を知っている場合、そのように感じています。挨拶くらい、親に習ってこい、と思うからです。

　しかし、社会に出てきてしまった以上、僕たちが教えていくしかありません。文句を言っていても、挨拶が出来るようにはならないからです。

　こういう事件が起きたとき、犯罪者は勿論一番悪いのですが、それ以外のところで、誰かが悪い、という固有名詞で語ることは出来ないと思います。恐らく、いけないのは複数形だろうと。

　電車の中で迷惑行為をしている高校生に、注意していない人。駅の広告で、「痴漢を見過ごしてしまった」というものがありましたが、同じように周りの大人にも責任はないでしょうか。親も含めて、学校の先生も含めて、そして道ですれ違った僕たちも含めて。

　色々な事件があるので、時と場合をわきまえた上で、彼らの見本になっていかなくてはいけない。そう感じる45歳です。（すみません、ちょっと重かったです）